胃癌QI

国立がんセンター中央病院消化器内科　島田安博

　国内における胃癌診療については2001年に日本胃癌学会より発刊された胃癌治療ガイドライン（第１版）を参考にして実施されることが推奨され、2004 年４月に第２版として改訂された。現在第３版の改訂中であるが、その間に発表された臨床上重要な知見に関しては学会ホームページに速報版として公表されている。胃癌治療のモダリティは臨床病期（Stage）により、内視鏡治療（EMR、ESD）、外科切除、術後補助療法、転移・再発に対する抗がん剤治療などが選択される。　 >> 続きを読む

QI 1　治療前の腹部造影CT: 治療前評価
QI 2　治療前の血清腫瘍マーカー値の測定: 治療前評価
QI 3　待期手術前の診断的内視鏡検査: 治療前評価
QI 4　内視鏡切除前の診断的内視鏡検査: 治療前評価
QI 5　待期手術前の病理学的診断: 治療前評価
QI 6　内視鏡切除前の病理学的診断: 治療前評価
QI 7　手術リスクの説明: 治療前評価
QI 8　手術により期待される効果の説明: 治療前評価
QI 9　予防的経静脈的抗菌薬投与の開始時期: 周術期医療（直前・直後）
QI10　予防的経静脈的抗菌薬投与の中止時期: 周術期医療（直前・直後）
QI11　周術期の深部静脈血栓症予防: 周術期医療（直前・直後）
QI12　cM胃癌に対する内視鏡切除: 治療・術式選択
QI13　手術切除の説明: 治療・術式選択
QI14　cT1N1-3またはcT2-4aN0-3の胃癌に対する定型手術: 治療・術式選択
QI15　大動脈周囲リンパ節郭清: 治療・術式選択
QI16　食事指導: 術後の記録と説明
QI17　手術所見の記載: 術後の記録と説明
QI18　術後病理所見の記載: 術後の記録と説明
QI19　病理検査所見についての患者への説明: 術後の記録と説明
QI20　内視鏡切除における治療内容の記載: 内視鏡治療
QI21　内視鏡切除後の病理所見の記載: 内視鏡治療
QI22　内視鏡切除後の外科的追加切除の検討: 内視鏡治療
QI23　術後S－１療法: 化学療法
QI24　化学療法に関する患者への説明: 化学療法
QI25　化学療法中の体重測定: 化学療法
QI26　化学療法中の臨床検査・所見: 化学療法
QI27　化学療法の効果判定: 化学療法
QI28　化学療法による有害事象の記載: 化学療法
QI29　手術後の定期的検査: フォローアップ
QI30　内視鏡切除後の定期的内視鏡検査: フォローアップ