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乳癌QI

国立がんセンター東病院 化学療法科 向井博文


■乳癌診療におけるQuality Indicator(QI)の策定

 わが国では乳癌は女性の罹患率が最多の癌種であるとともに、その罹患率は上昇傾向にある。その診療も外科・内科・放射線科など多様な専門家がチームを組んで患者の診療に当たり、さらに全人的なケアの必要性が随所で強調されている。また、さまざまな治療選択肢が存在するばかりでなく、薬物療法のうち、通常の化学療法以外にも、分子標的薬、ホルモン療法などのさまざまな治療法が、病理学的特徴や月経状況など、各患者の臨床状況により使い分けられるという特徴がある。  >> 続きを読む

Page QI 1 併存症の評価
治療前評価
Page QI 2 ホルモン受容体検索の記載
治療前評価
Page QI 3 超音波による腫瘍径の測定
治療前評価
Page QI 4 リンパ節陽性例に対する骨シンチグラム検査
治療前評価
Page QI 5 センチネルリンパ節生検、郭清
外科療法
Page QI 6 センチネルリンパ節の同定法
外科療法
Page QI 7 非浸潤性乳管癌への乳房温存術
外科療法
Page QI 8 腫瘍径3cm以下のStage I~IIの乳癌に対する乳房温存術
外科療法
Page QI 9 乳房再建の説明
外科療法
Page QI10 病理報告書における所見の記載
外科療法
Page QI11 術後断端陰性確保
外科療法
Page QI12 予防的抗菌剤の適切な投与
外科療法
Page QI13 腋窩リンパ節の郭清レベル
外科療法
Page QI14 局所進行乳癌に対する治療順序
薬物療法(化学療法/他)
Page QI15 化学療法施行時の体表面積の記載
薬物療法(化学療法/他)
Page QI16 ガイドラインに沿った化学療法
薬物療法(化学療法/他)
Page QI17 ホルモン受容体陰性の転移・再発乳癌に対する化学療法
薬物療法(化学療法/他)
Page QI18 術後化学療法の内容
薬物療法(化学療法/他)
Page QI19 術後化学療法のサイクル数
薬物療法(化学療法/他)
Page QI20 浸潤性乳癌におけるHER-2検索
薬物療法(化学療法/他)
Page QI21 転移・再発乳癌に対するトラスツズマブ投与
薬物療法(化学療法/他)
Page QI22 リンパ節陽性の浸潤性乳癌に対するトラスツズマブ投与
薬物療法(化学療法/他)
Page QI23 HER-2陽性の転移・再発乳癌に対する化学療法とトラスツズマブの同時投与
薬物療法(化学療法/他)
Page QI24 HER-2の確定診断
薬物療法(化学療法/他)
Page QI25 ホルモン療法(ホルモン受容体陽性で腫瘍径1cm以上)
薬物療法(ホルモン療法)
Page QI26 ホルモン療法(骨転移のみ)
薬物療法(ホルモン療法)
Page QI27 閉経前の転移・再発乳癌へのホルモン療法
薬物療法(ホルモン療法)
Page QI28 閉経後の転移・再発乳癌へのホルモン療法
薬物療法(ホルモン療法)
Page QI29 早期乳癌への術後ホルモン療法と化学療法の順序
薬物療法(ホルモン療法)
Page QI30 タモキシフェン抵抗性の転移・再発乳癌患者に対するアロマターゼ阻害薬投与
薬物療法(ホルモン療法)
Page QI31 タモキシフェン服用困難な乳癌患者に対するアロマターゼ阻害薬
薬物療法(ホルモン療法)
Page QI32 高リスク化学療法前の予防制吐剤投与
薬物療法の副作用
Page QI33 好中球減少時の発熱への抗生剤投与
薬物療法の副作用
Page QI34 タモキシフェン服用中の性器出血への対処
薬物療法の副作用
Page QI35 乳房温存術後の全乳房照射
放射線療法
Page QI36 断端陽性へのブースト照射
放射線療法
Page QI37 多発脳転移に対する放射線療法
放射線療法
Page QI38 腋窩リンパ節転移に対する術後照射
放射線療法
Page QI39 放射線治療計画の事前記載
放射線療法
Page QI40 放射線療法の完遂
放射線療法
Page QI41 毎年のマンモグラフィーによる経過観察
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Page QI42 問診・視触診による経過観察
フォローアップ
Page QI43 画像検査・腫瘍マーカーの回数
フォローアップ